SUMiZ ADVANTAGE 01SUMiZ ADVANTAGE 02SUMiZ ADVANTAGE 03

01……ENVIRONMENT…………立地環境の選択も重要な"デザイン" 一般に評価されない条件でも、プランによって価値転換

合成.a2.png■隣家との関係、眺望……敷地の美点を増幅し、
欠点を解消するためのシュミレーション

■SUMiZ の仕事は、立地環境選択(提案)、あるいはクライアントご所有の敷地の、自然・社会的環境を徹底的に読むことに始まり、そこに最適化された「解」をカタチにします。
当然の仕事ですが──とはいえ敷地を充分観察もせず、マニュアル的な設計にかかる業者も少なくないですが──その達成レベルを高めます。
簡単ではありません。それゆえに、不動産ディベロッパーは、安全策をとり、無難で平凡な分譲提案をしがちなものです。たとえば、「駅が近い」というセールストーク。しかしそれは「上質」でしょうか?
駅に近く、病院やスーパーに近く、南向きの角地で……。億の予算があるなら話しは別でしょうが、そんな条件で探した物件は、狭く平凡で上質にはほど遠いでしょう。

SUMiZ は「冒険」もします。たとえば披露山グリーンハウスプロジェクト
この物件は、注文住宅ではなく提案的分譲ですが、駅が遠く(徒歩25分)、バス停すら遠く、スーパーにもクルマで行かねばならず、おまけに旗竿敷地。不動産業界の一般論でいえば評価されません。こんな場所で分譲する業者も珍しいでしょうが、北側の隣家は離れ、間に大きな植生、東は法面で原生の雑木林、梢の上には空が広がり、それを遮る建築計画もなく、そして南に披露山。
まさに、逗子市内にあって「森の生活」。たとえば、在宅ワーカーで、通勤の必要がない方にとっては、これほど上質な環境はありません。

欧米でもっとも高級な住宅地は、デッドエンドで、エリア内の道がループになって閉じている「プライヴェート・プロパティ」です。この物件もしかり、「下界」からある種隔離され通過交通もありません。その立地も、ただの都市型住宅を建ててしまえば魅力、機能とも半減です。プライヴェート・プロパティは、それにふさわしい住宅を要求し、それが実現されてこそ、生活そのものがリゾートでもあるような暮らしが得られるのです。

SUMiZ は、都市型住宅においてももちろん「解」をもっています。たとえば、逗子タウンビレッジ
6棟をひとつの「ビレッジ」としてデザインし、個、と集合、の機能と魅力が相乗する、都市内「プライヴェート・プロパティ」としています。

02……CUBE……………………………合理的、堅牢、かつ、施工、メンテコストを抑える「ハコ」躯体

DSC_9936.jpg■披露山グリーンハウス
■SUMiZ は、その構造を、基本的にキューブ、四角い箱、としています。
その理由は、
①シンプルな構造ゆえに堅牢、耐久性に優れる。
②容積効率、インフィル性が高く、広々とした空間が得られ、リフォームも簡単。
③壁量や工数が少ないため、施工時、余計なコストがかかりにくく、維持、
メンテナンスコストも抑えられる。

専門的になりますが、キューブに加え、剛床構造や筋交い入りの
壁構造により、木造ながら高い耐震性、スケルトン&インフィル性を実現。
防水層に応力負担をかけないので、木造ながら、ルーフ全面をデッキに
することも可能など、副次的なメリットもあります。
シンプルなキューブに加え、特殊な施工を要求しない設計とすることにより、
施工品質を高めています。
キューブは、そのシンプルさえゆえに、街なみにあってかえって引き立ち、
築年を経ても、古く感じさせません。

03……SYNERGISTIC PLAN…………複数棟プロジェクトの場合、個と集合の機能、魅力を相乗的にたかめる

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■逗子タウンビレッジ。6棟それぞれが互いに互いのプライバシーと開放性を実現する
逗子PROJECT_04.jpg■逗子タウンビレッジ。2階建て、3階建てを混在させ、片流れの大屋根をもつ大きな一棟のような統一感を
■これら写真の逗子タウンビレッジ鵠沼海岸ビオトープもその典型ですが、
注文住宅ではなく、提案型分譲で、かつ複数棟プロジェクトの場合、デザインの選択肢が増え、
集合としての機能、魅力が、「個」のそれをたかめえます。
さらに、建材の一括仕入れや施工の効率化により、コストを抑えられます。
SUMiZ は、ならば顧客利益に還元しようと考え、理にかなったリッチネスを否定しません。

080414B0763a.jpg■鵠沼海岸ビオトープ。各棟40坪、計120坪の敷地を分割せず共有。屋敷町のステイタスを上げる寛やかさをDSC_0791.jpg■各棟へのアプローチが、それぞれ2台の駐車スペースとなる。境界は、自然石の配色で直感的にわかる
■3棟プロジェクトである鵠沼海岸ビオトープでは、建築家とのセッションによるシナジーをねらい、
環境作家的造園家を起用。
3棟が共有する、全面天然石材──トラバーチン(伊産大理石)、インド砂岩、ティンバーストーン
──手貼りのランドスケープ、自然に学んだ40種の植栽、ご家族とともに育ち、文字どおり共生す
る、"ビオトープ"を実現しました。

04……AIRY………………………………内から外へ、外から内へとつながる空間設計

DSC_2421.JPG■荏田南コートハウス(右も) 壁とパーゴラが、エアリーリビングの開放性に、守られる抱擁性を加える080216B0326.jpg■"Family Dining" のバイハング(折れ戸)を全開放すると左写真のウッドデッキと、大気とつながる

airy.jpg■ヒトの住まいは本来、自然と、
グラデーションでつながっているもの

■住宅は、シェルターであり、かつ、自然に対して開き、風や陽ざしの恩恵をうける装置。
フォーミング断熱材や、ペアガラスサッシュなどにより、空調効率を高める優れた断熱性をもち、
かつ開放性を高め、内と外を連続させます。
完全空調も快適だけれど、肌を撫でる自然の風や、雨の気配を感じたり、流れこんでくる新緑の
薫りをこそ尊重したい。
どんよりと曇った日、夕方ふと目を上げると、天窓の向こうの空がオレンジに染まって、
鳶が舞っていたりしている。そんな「自然」を、暮らしにとりいれたいのです。
日だまりに誘われ、いつのまにか外にいて、気づくと、いつのまにか内にいる、というのが理想。
都市型住宅でも、木のルーバー等によってプライバシーを保つデッキをつくり、場合によっては
収納可能な天幕を張り、床材は、素足に気持ちよく、耐候排水性に優れたジャラの無垢材を……。
空と風にいだかれ、そこを、屋外、ではなく、エアリーな居住空間とします。

05……FLEXIBLE FLOOR…………こまかく間取らず、連続させ、広げ、空間の使い勝手をたかめ、デッドスペースをなくす

flexfloor.jpg▲大収納可動クローゼットでパーティションを作ることで、簡単に、個室を設けたり、広いユニスペースに戻したりできる
▶披露山グリーンハウス。2Fはワンフロア。"Family Dining"がリビングに続く、L字型の大空間。右奥に見える白い家具は大収納可動クローゼット
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■不動産業界は保守的で、このクラスの建売り住宅なら4LDK、出窓は必須で……とかいった「常識」があります。
そこになにか普遍性があるのでしょうか?
洋室1、洋室2と間取りを小分けにして、結局使わず(使えず)、物置にして、狭い家を余計狭くするのはよくある話し。
その状態が5年10年と続くのですからこんな非効率はありません。

SUMiZ は、フロアを、間取らず、連続させ、拡げます。
家族なのですから、ある程度のプライバシーが保たれればいい。むしろ家のどこにいても互いの気配が感じられるほうがいい。

フロアを間取って用途を限定しないことで、デッドスペースが無くなり、多用途に使えることで、100のフロアが150にも、200にも活きてきます。
同時に、壁を一枚設けるだけで、個室がふたつできる、あるいは、収納を撤去するだけで2個室を大きなワンルームにできる、などリフォームしやすく。
場合によっては、大収納可動家具を採用し、それによって「間取り」、手軽に個室を設けられるデザインとします。
つまり、不意の来客が泊まることになっても、ライフスパン──お子さまが受験期になったら個室を与えるなど──にも、柔軟に対応する
"フレキシブルフロア"としています。

06……FAMILY DINING…………家庭の中心はお母さん、キッチン、食。調理が、家事ではなく団らんになるダイニングを

080216B0338.png■荏田南コートハウスの場合はアイランドカウンター。IHクッカー、床下排気換気扇がビルドインされている




■「キッチンは広く、食洗機はビルドインで……」というご要望を翻訳すると、食を通じて、
家族の団らんを実現したい、になると思います。
SUMiZ は、家庭の中心はお母さんであり、「食」であり、キッチンであると考えます。
そのため、基本はオープンキッチンプラン、多くの場合、おおきなアイランドカウンターを造り
つけ、そこに原則、米国ジェンエア社製クッカーと、床下排気の換気扇をビルドインします。
(開放感を削ぐ頭上の換気扇はありません)
つまり、お母さんが家族に背を向けず、リビングに向かって調理できるよう設計しています。
子どもたちは、お母さんがつくる夕餉を待ちながらアイランドカウンターで宿題をし、会社から
帰ったお父さんが夕刊を読んでいるかもしれません。
夕餉のしたくは、家事労働ではなく、会話の、団らんの時間となります。
ですから──食事以外のときは邪魔でしかない──ダイニングテーブルは不要です。カスタム
メイドのキッチン収納は、炊飯器や電子レンジなどの収納を考え抜いた合理的機能的なもので、
いつもすっきり。キッチンに立つのが楽しみになります。

DSC_0597.JPG■鵠沼海岸ビオトープC棟の例20080322B0138.jpg■披露山グリーンハウス。右は磯子ジオフロントDSC_8100.jpg

07……TRUE VALUE…………SUMiZ が考えるレベルの「生活快」をもたらす標準設備群

DSC_2428.JPGDSC_1992.JPGDSC_2029.JPGL) 磯子ジオフロント。天板に30ミリ厚の天然御影石を使った"Family Dining"。家族と話しながら、パノラマウインドウの向こうに広がる、空と海を眺めながら調理

C) 荏田南コートハウス。コスメティックをたくさん並べても、朝、ふたり並んでも、ゆったり洗顔できるよう、サニタリーカウンターはワイドに

R) 荏田南コートハウス。バスルームの壁と天井はヒノキ張り


■SUMiZ は、ワークフローの効率化、建材の "産直" 仕入れなど、カットできるコストは徹底的にカットしますが、
それはオーナー様に、より多くをリターンするためです。
たとえば、海に近い物件には、提案型分譲、注文問わず、駐車スペースに、原則かならず外シャワーを設けます。
お子さまは、足を砂まみれにして帰ってきます。SUMiZ に越して、波乗りを始めたお父さんは、
板やウエットの潮を落とさないといけないし、まめに洗車しないと錆びてしまいます。
屋内の水栓からホースリールを引いてくる手間と見苦しさをかんがえてください。
(なのに、こんな簡単なハードルすら越えていない建売りが多いのもまた事実ですが)
原則標準装備されるのは、収納家具不要な充分以上のストレージ、エアコン、照明、断熱性と防音にすぐれたペアガラスサッシュ、
さらに……。
前述のように、建具や設備の多くは既製品ではなく、そのお住まいのために専用設計のうえカスタムメイド。
ビルドイン器機として、米ジェーンエア社製の IHクッカー、独MIELE社製の食洗機、ドラム型洗濯機などを採用することが
多いですが──もちろん注文住宅でクライアントが望まない場合はその限りではありませんが──
それらはSUMiZ を選んでもらうための「セールストーク」ではなく、ビルドインすることによって
家族でゆったり食事ができる、朝、ふたり並んでもゆったり洗顔できる、カウンタースペースを確保できるから、です。
欧米、とくにドイツの製品は、日本製のようにスタンドアローン仕様ではなく、ビルドインを前提とした設計になっている、
伝統的に節水性が高い、堅牢でデザインが洗練されている、という理由もあります。

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