都市型住宅ながら、露天風呂すら
プライヴェートな「個」であり
親密なビレッジでもあります
■1棟ではなく、複数棟プロジェクトの場合、「個」と同等以上に「集合」としてのデザインが重要になり、デザインによって、両者の魅力を、相乗的に高めることができます。
逗子タウンビレッジは6棟、京急新逗子駅徒歩7分の、閑静な住宅街に位置、都市型住宅でありつつ、プライヴェートなビレッジでもあるよう計画しました。
2階建てと3階建てを混在させ、それにより、片流れの大屋根をもつ、ひとつの、親密な集合住宅であるような統一観と空気感を。
隣家を「外部」とするのではなく、アプローチを分かたないなど空間を共有、我が家と隣家によって切り取られる風景に出会うなど暮らしを豊かに。
文字で説明するのは難しいのですが、各棟のフロアレベル、開口部のレイアウトを工夫することにより、おのおののプライバシーを確保しながら、空、陽光、風を享受できるようデザインしています。
たとえばC棟、バスルームを3階に設け、木のルーバーに囲われたウッドデッキを連続させました。 |
■外部から見ると濃色のガルバ、"ビレッジ"内は、スタッコの白い塗り壁で明るく■帰宅のとき、隣家の中は見えないが、夕餉の匂いが漂ってくる
バスタブは可搬、ウッドデッキにも給湯排水設備を設け、つまり、都市型住宅でありながら露天風呂も楽しめるのです。
とはいえ、SUMiZ 逗子タウンビレッジにおいては、隣人は他人ではなく、ある意味家族的共同生活者です。 |
■木造ながら、剛床構造、筋交いで補強された壁構造により、長スパン大空間を実現■カウンターには、米・JENN-AIR社のグリル、独・MIELE社食洗機がビルドインされる
会社帰り、共有のアプローチを経て我が家のドアを開けるまで、隣家の室内はみえないのだけれど、ルーバーのスリットから漏れる光りや、夕餉の匂い、親密な気配が漂います。 |
■白漆喰の壁、無垢チークのフローリング。自然素材を多用■バスタブは可搬。デッキにも給湯シャワーが設けられ、露天風呂にも
さらにいえば、SUMiZ をお選びになる方は、ある種同様の価値観、生活観を共有しています。あなたの隣人がどんな方か?、は、想像以上に Quality of Life を左右するものです。 |