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SUMiZがデザインする 3種のコストパフォーマンス について ■SUMiZ(スマイズ）が提供する、いちばんの顧客利益はコストパフォーマンス (以下 CP) です。 限られたご予算でいかにオーナー様に最大のリターンを提供するか？ CP こそ設計の最優先事項です。 それは単にデザイン・建築費にとどまらず、入居後の光熱費、メンテナンス、修繕費、子供の独立時などライフスタイル変化にともなうリフォーム費など、コストを時間で割り算したそれも含みます。 さらにはスマイズに住まうことの便利さ、快適さ、世界にひとつしかないご家族仕様ゆえの愛着……お金に換算できない価値も。 なぜ CP を高めることができるのか？ 三つの理由があります。 |
決定権を持つふたり （だけ）で、全ての オーナー様に、緻密に 個対応しているから ■スマイズは、建築家・諸我尚朗氏と、私（五味輝雄・お客様サポーター）の、デザインとプライスの決定権を持つふたりで、全物件を担当しています。人件費や無駄な作業をダイエット、そのぶんオーナー様とのコミュニケーションを密にし、ご予算で可能な、最適かつ最高CPプランを提案します。 事業ですから利益を上げなければなりませんが、私たちは売上高とか施工棟数とか「量」を目標に置いていません。 わが国の住宅事情、住宅に対する意識は、豊かであるとはいえません。 限られた条件、ご予算しかなくても、真に高性能で上質な住まいは実現できる。日本の住まいを豊かにしたいという使命感をもって仕事しています。 ふたりで、オーナー様それぞれと緻密に個対応させていただきますので、年間の受注棟数は限られますが、それがベストな方法であると考えています。 |
建材の多くを "産直" 仕入れし、コストを圧縮 建具や設備の多くをも専用 設計し、手作りしているから ■スマイズは原則木造で、ムクのそれを使用。自然石材、植栽等を含め、輸入材、国産材を問わず、建材の多くを「産直」仕入れし、コストを抑え、オーナー様に還元します。 またスマイズは、建具やクローゼット、キッチン、バスなど設備のほとんどをも、諸我氏がひとつひとつ設計し、そのお住まいに必要な機能や質感を持つそれらをカスタムメイクします。 注文建築と言え、主流は、建具や設備は既製品を使い、現場で組み立て設置するだけ。施工がラクでいいのですが、スマイズは採用しません。 サイズが合うものがあったとしても、素材の色や質感、デザインなどは妥協せざるを得ず、スマイズが求めるレベルを満たさないからです。専用設計し、手作りすると、その分のコストが嵩むことは避けられませんが、全体としてのイニシャルコストは抑えていますし、20年30年と使うものであることを考えれば、既製品に対するCP の差は歴然です。 |
限られたご予算が より活きるよう、 コスト配分を "編集" しているから ■コストパフォーマンスには、3つの種類があると考えています。 ひとつは、設計・施工にかかわるイニシャル CP。 ふたつめは前述、その家に住まう、30年40年の時間で割り算したそれ。 そして、コストの「編集」＝合理的配分により、暮らしを「上質」にする住まいを実現することです。分かりやすい例えでいえば──実際にそう施工するとは限りませんが──18帖のリビングを2帖増やして20帖にしても大して変わりませんが、1帖のバスルームを2帖にすると、暮らし心地は大きく変わります。 敷地も予算も限りないなら別ですが、あれもこれもと望むと失敗します。最優先事項を見極め、大切でないものは潔く捨てる「コスト編集」が肝要です。 ■以下、スマイズの最新作、横浜のある物件を例に、具体的に解説します。 |
 ■外装は耐候耐久性が高いガルバとアマゾンジャラ。2-30年は補修不要 |
 ■ガスコンベクション、食洗機、浄水器、大容量ストレージを内蔵 |
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キッチンもむろん専用設計、手作り。 今日も、20年後も、そこに立つのが 暮らしの歓びであるように ■本格的に料理を楽しみたい奥様と打ち合わせを重ね、ご希望以上の、この家ならではの木質キッチンを設計、手練れの大工とともにカスタムメイクしました。 |
まずその広さ、カウンターは 270cm x 118cm、カウンタートップはシンクと一体化するよう、ステンレスの一枚板をプレス成形したもので、砂の細粒を吹き付け梨地に荒らす バイブレーション仕上げとし、マットで上品な落ち着きと、キズが目立ちにくいなどの機能性を与えています。 |
本体は、電子レンジや炊飯器を含め、使わないときには全てをストックする大容量収納。独 MIELE社の食洗機がビルドインされます。ごく一般的なシステムキッチンより高価ですが、オーダーキッチンとしてはリーズナブルであり、ここに立つ20年間30年間を考えれば、極めて「ローコスト・ハイリターン」です。 |
 ■SUMiZ DESIGN はそれぞれが "only one" かつ、一貫してシンプルかつプレーン |
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バスルームは ハーフユニット＋カスタムビルド 合理的コスト配分により、 壁と天井をヒノキ張りに。 ■バスルームは1.25坪サイズのハーフユニットを採用、あとは手作りです。 ユニットより上の壁、天井は、下地防水処理のうえ、ヒノキの縁故板張り。その表面に超撥水処理を施し、カビを防ぎ、メンテをラクにしています。 サニタリーもちろん専用設計・手作り。両者のパーティションにはペアガラスを使用。明るく、曇りにくく、結露を防ぎます。水栓は、バス、サニタリーともグローエ社製です。 |
フルユニットよりイニシャルコストは嵩みますが、日々ここを使う「生活快」を考えればむしろリーズナブルと考えます。 ▶サニタリーからバスルーム。パーティションには、明るく、開放的で、曇りにくく、結露を抑えるため、ペアガラスを使用 ▶▶ヒノキ表面に超撥水処理を施すことで、黒ずみ、カビを防ぎ、お手入れをラクに |
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木材選択は妥協せず、最適かつムクの それを使用。産直仕入れで単価を抑え ■スマイズでは原則、床や建具にムクの木材を使用します。上質な風合いだけではなく、メンテがラクで耐久性に優れ、長期的CP を高めるるからです。 たとえば風雨にさらされるデッキやルーバー。通常、レッドシダー (米杉) 材にキシラデコール (防腐剤) を塗布、といったところですが、スマイズはアマゾンジャラを使います。 |
非常に硬く大工さん泣かせなのですが、無塗装でメンテナンスがラク、20年やそこらでは腐らず、いい感じのグレイに経年美化します。 フローリングには15mm 厚の無垢チーク材を使っています。床暖房による熱や紫外線に強く、年に一度オイルを引く程度の軽メンテで20年30年使えます。 通常の（ウレタンコートの）フローリング材では、 |
椅子のキャスターなどで表面が剥げると張り直すしかありませんが、無垢チークならキズや凹みが「味」になり、場合によっては表面を薄く削って新しい「肌」にリフォームすることもできます。 永く使う住宅です。安い材を使うと結局高くつきます。アマゾンジャラもチークも高価ですが、SUMiZ は独自に開拓した産直仕入れにより、60％前後の価格で確保し、顧客利益に還元しています。 |
 ■フローリングには15mm 厚の無垢チーク |
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イニシャルコストも ランニングコストも リフォームコストも ■建具も専用設計、ムクの木材を使った手作りです。 このケースでは、住まいの中を明るく開放的にするため、全てを引き戸かつガラス張りに。ハンギング (天吊り）によりフロアにレイルがなく、引き戸全開時、フロアが連続するのでより広々と感じられます。 戸の下に腰板を設けているのは、まだ小さな男のお子さまがやんちゃをしてぶつかったとき、ガラスが割れて怪我をされないように。 車いすをお使いの場合もこのような配慮をします。(2段上の写真をご参照） |
階段の手すり一本までも、ももちろん手作りです。 風合いが合う木種を選び、手すりの角丸の具合まで調整してゆきます。 壁紙は薄手で (施工は難しいが仕上がりが美しい）プレーンで汚れにくいモノを厳選、天井にも使っています。同素材を使うことでコストを抑え、かつ空間をより広く感じさせます。 将来のリフォーム時には、クロスを剥がす必要もなく、その上に直接、珪藻土などを塗布できますし、先述の手すりも簡単に取り外せる設計にしているので、リフォームコストを格段に抑えられます。 |
 ■アマゾンジャラのエントランス。外光を採りいれるため、ガラスを使った玄関ドアももちろん手作り |
 ■同じクロスを壁と天井に。クローゼットの色調も合わせることで、コストを抑え、かつ広々とした印象に |
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坪単価？ 大手ハウスメーカーの それより（かなり）割安です ■以上、分かりやすいようディティールを説明させていただきましたが、より重要なのはもちろん、ひとつの住まいとしてのグランドデザインです。 LIFE DESIGNS コーナーで作例を紹介しています。 同じSUMiZ といえ各邸それぞれが他と違い、ここで紹介した住まいも、自宅で仕事されるご主人の書斎と、ファミリーダイニングをつなぐ、インナーバルコニーが特徴的です。 SUMiZ は一棟一棟がオンリーワンです。 共通点もあります。 必ずしもロープライスではありませんが、オーナー様にとって、ローコスト・ハイリターンであることです。 |
坪単価？ クライアントのご希望、条件は百様ですし、たとえば地盤改良工事の要不要などによって坪単価は大きく変わってきます。いちがいに言えませんが、概略、他と較べますと──。 まず、地域の中小工務店によるごく一般的な注文住宅と較べると、やや──10％程度──高価でしょう。 建築家の設計事務所に依頼、事務所が施工会社を斡旋するケースに較べると、SUMiZのワークフロー合理化により、透明性が高く、一般に、オーナー様の、資金、他を含むご負担は軽いと思います。 TVCMでお馴染みの大手ハウスメーカーと較べると──かなり──割安です。 |
 ■屋内であり、屋外でもある住居内リゾート・インナーバルコニー ■自宅で仕事されるご主人の書斎。必要なら隣接するインナーバルコニーで作業 |
 ■"Family Dining"、リビング、インナーバルコニーと連続するファミリースペース ■ジャラのルーバーで守られたデッキがふたつ。2Fバルコニーからは富士が遠望できる |
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ご入居1年。住まい心地は いかがですか？ ■クライアントは30代のご夫婦、まだ幼い一男一女の4人家族です。 住まいづくりにあたり、大手ハウスメーカーも検討されたが、その既製性がもの足りなかった。 たとえばキッチン、「標準仕様」のそれは平凡な建売にあるような安っぽいもので、上級モデルにすると高額のオプション費用が加算された。 キッチンは一例だが、家族のための住まいなのに、家族が住まいの既製性に合わせねばならない窮屈さを感じ却下、 以前、住宅雑誌で見て気に入り、スクラップしておいたSUMiZにオーダー。 |
ご希望は、シンプルで、使い勝手が良く、明るく開放的な住まい。その結果は前述のとおりですが、1年あまり住まわれたご印象は。 ■ステンレス天板のバイブレーション仕上げ、火を使わないIHでは調理の実感が湧かないと選ばれたガスコンベクションなど、奥様こだわりのキッチン。 しかし、270cm x 118cmのカウンターはさすがに広すぎたかも……。 杞憂だった。友人を招いたとき、立食パーティ的に大皿を並べられ、娘さんも進んで調理を手伝ってくれる。カウンターのリビング側は |
大収納になっており、お子さまの服、本、オモチャなどを仕舞え、リビングがすっきり。 ■インナーバルコニー。 屋根はあるが壁がなく、風は流れるが雨や強い陽ざしはシェードする、半屋外・半屋内的な空間。 サッシュを開放すると、屋外とLDKが、屋外と書斎がつながるが、ダイレクトにではなく、インナーバルコニーという心地よい緩衝帯を介して。 夏は家族でBBQ、風が気持ちいいとキャンプ用チェアで読書など、家庭内リゾートに。 |
 ■インナーバルコニーよりLDK。左手に書斎 ■1Fの子供部屋。カーテンは奥様お手製 |
| SPEC= ■建蔽率/容積率：50/80 ■敷地面積：122.79㎡ ■構造：木造在来軸組工法2階建て ■建築面積：57.97㎡ ■延床面積：114.28㎡ |
