中古マンション+SUMiZリノベで理想実現
例)¥2000万(87平米)+ ¥700万 でフルカスタムメイド....

築よりはるかに安価、
新築には無い価値
100%オリジナルな専用設計と生活を




■住まいづくりをお考えの皆様に、あらためて問いたいのです。
あなたは、多かれ少なかれ、供給側の都合を優先した「既製品」に妥協して、ご家族の暮らしを、その鋳型に閉じ込める。ほんとうに、それで良いのですか?
それとも、ご家族に特化した、"only one off" の、夢や事情や人生設計を妥協なく実現するプランを、望みますか?
■SUMiZ の仕事は、建築家設計の木造注文住宅サプライではなく、LIFE DESIGN、ご家族の住生活を、豊かに,ヘルシーにすることです。それは、既製の住まいでは実現できないから、建築家が、環境グランドデザインから、空間構成、設備、建材、建具のひとつひとつまで考え、専用設計し、手作りするのです。
■しかしながら、横浜市内で、ある水準以上の戸建てを求めると、土地込みで5000万、それが現実的予算の下限でしょう。であれば、そんな予算は無理な若年層や、とくに戸建てを必要としない単身者や夫婦ふたりだけなら……?
中古マンション+SUMiZ リノベーションという「解」があります。中古マンションはダブついています。人気の東横線や田園都市線沿線でも、立地やプランのいい物件を、1500~2000万円で入手できます。
マンションはリノベーションには良い素材です。RCやSRC造なので、躯体がしっかりしており、構造や外装に予算を取られず、屋内に集中投資できます。
とはいえ成否は業者次第。リノベーション(革新)を謳いながら、システムキッチンを換え、床や壁を貼り替えた程度のリフォームに過ぎない例が多々あります。つまり、中古の既製を、化粧を直した既製にするだけです。

「SUMiZ リノベーション」は、その物件に、新たな価値を与えます。それは新築では望み得ない、中古物件だからこそ実現しうるものです。
建築家がヒアリング、設計、提案し、クライアントのイメージ、テイスト、生活の傾向、コンセントボックス、ドアノブひとつに至るまで、あなた特別仕様のそれに、生まれ変わらせます。
before ▶▶▶
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CONCEPT▶▶▶ …………2個室を間取る壁を開放し大空間に。リビングの壁と天井はモルタル。白壁は左官の塗りに
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LDK▶▶▶ …………旧カウンターキッチンをオープンに。スチールと分厚い再生足場板でアイランドカウンターをカスタムメイド
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SPACE B▶▶▶ …………キッチン左は個室だったがひとつながりの空間に。アイアンフレームとガラスのパーティションを設け、目の届く子供部屋に
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LDK▶▶▶ …………キッチンからリビングを望む。2枚目写真右手が SPACE B(子供部屋)
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KITCHEN▶▶▶ …………キッチン設備は、奥様が選んだ実用一点張りのプロ用。収納は隠さず、あえて見せる
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SANITARY▶▶▶ …………バスルームの壁と天井はfRP。ローコストでシンプル。「ピンクのカビもつきにくく掃除がラク」と奥様
タグ的にいうと、シンプル、ソリッド、
素朴、非装飾的、ミニマル……
たとえば、キッチンシステムは、
実用一点張りステンレス製のプロ用



■クライアントは、「SUMiZ 鵠沼海岸 総吹き抜けの家」のオーナー。その掲載コンテンツに明らかですが、住まいに独自の美意識と具体的なビジョンをお持ちで、鵠沼の住まいづくりを楽しみ、満足もされていたのですが……。
あの3.11、それが住み替えの理由でした。当日の大地震には何ら被害はなかったのですが、その後繰り返し報道されたあの津波の映像、東南海連動の大地震が近い将来起こる可能性うんぬん……。鵠沼の家の周囲には高台もビルもなく、幼い息子さんが通う小学校は海のすぐそば。
ご夫婦は海抜の高い場所に住み替えることを決め、土地、中古戸建て、新築マンションなどなど探された。

■辻堂近郊の、なだらかな傾斜地に建つ、低層の中古マンション、その一室に案内されたとき「出会った」と感じた。ご夫婦は「ここで決まりだね」と眼で会話した。
敷地の一部が古い屋敷跡とかで、その庭の植栽=窓外の緑が素敵だった。
津波のリスクヘッジという、ある意味消極的な理由だったので、新居探しはどこか労働的だったが、そのマンションに出会い、SUMiZにリノベーションしてもらおうと決めると俄然わくわくした。──「総吹き抜けの家」のように、 またグランドデザインからディティールまで、住まいづくりを楽しめる。
ご夫婦の志向をタグ的にいうと、シンプル、ソリッド、素朴、非装飾的、ミニマル……それらはSUMiZ のテイストでもある。
鵠沼のとき、ご主人は、そのリビングのイメージとして「コンクリート打ち放し、倉庫のような大空間」をあげられた。
このリノベーションでも、できるだけシンプルな、ひとつの空間が欲しかったが、占有部分中央に広い壁……。しかしマンションの構造躯体なので撤去できない。
ならば逆手にとって、その壁に必然性、機能性、魅力を与えようと、クライアントと一緒に考え、壁紙を剥がし、ご主人のあこがれだったモルタル肌を露出させ──たが、剥がし痕がキレイじゃなく、モルタルをコテ塗りで仕上げた。
鵠沼では木造ゆえ実現しなかったコンクリート打ち放しの夢も叶った。
その大壁面にコンクリートネイルでアングルを固定し、エイジング感のある分厚い杉板(建築現場で使う足場板の再生品)を渡すことで、目的=必然性、機能性、魅力を達成。
天井もモルタル仕上げとし、他の壁は白い左官の塗り。
もうひとつのテイストはアイアン。工房で鉄の格子枠を作り、ガラスを嵌め、キッチンと子供部屋を「分かたない」パーティションとした。
あるいは鉄を溶接して頑丈なフレームを作り、先の足場板を天板にして、キッチンに大収納のアイランドカウンターを設えた。
リノベーション工事と並行し、ご夫妻はそこに置くべき設備や家具を探した。たとえばキッチンシステムは、一般家庭用のそれではなく、ステンレスのごつい造り、実用一点張りのプロ用である。相模原のガレージショップで入手。リーズナブルで、価格は「ニトリさんくらい」

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プロ用厨房設備とアイアンフレームカウンター
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LDKなど、あえて「がらんどう」
収納含め、仕上げてゆく楽しみを


■鵠沼で使っていた家具も、ここに似合わなそうなモノは処分した。IKEAの食器棚も迷ったが、玄関にぴったり収まり、奥様が手ずからオイルステン塗装するとテイストも合った。食器棚なので靴が見えるのだが、それもショップ的で悪くない。
ちなみにLDKや玄関まわりはがらんどうの仕上げで、作り付けの収納はない。IKEA食器棚転じ下駄箱しかり、アイアンのアイランドカウンターしかり、収納家具と手段を完成させる楽しみを残しておくために。
収納は隠さない。一見雑然と皿が重ねられているが、どこか統一感がある。
奥様によれば「実は考え抜かれてるんです」
たとえばお皿は、透明か白、茶系のものしか買わない。他の色や柄物は統一を乱す。
野田琺瑯の白いフードストッカーが積まれた横に、既視感のある四角いアルミバケツがある。伺うと、昭和の頃、給食係が瓶入りの牛乳を運ぶときに使ったあれ。「ガレージショップ」で見つけ衝動買い。
屋内AC配線は(これもご主人の憧れだった)パイプ剥きだし。そのさきのコンセントボックスは黒ずんでエージング感あり。入居1月しか経ていないのに?
「それだけツルピカだったら浮くから、あえて元の使ったんですよ」

■この住まいは万人向けではない。当然です。そうデザインしていません。
遊びに来る友人すべてに「四角いアルミバケツ」が受けるわけではない。
ショールーム的な、予定調和的ツルピカ感に価値を感じる方々のほうが多いのかも知れない。
他人の視線や見栄から自由になることはなかなか難しいが、ご夫妻は、他人に自慢したいとか、変にいじると
資産価値がどうのとか、そういう濁りをお持ちでない。
自分たちがいま、心地よく住まうために、考え、調べ、皿一枚、棚に飾るフィギュアひとつ真剣に選び、楽しんでおられる。
なんだか上から目線で恐縮ですが(苦笑)、そんなお二人に、SUMiZ をお選びいただき、お手伝いできたことを、とても光栄に感じます。

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LDKはあえて、棚板と「空間」のみ

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