売りにでていた土地には難点が 諸我アーキテクトに相談、大丈夫 との評価で購入にふみきる ■ご家族は土地から探し始めた。候補地はある一角に限られた。夫婦共働きで、幼い子供を保育園に預ける必要がある。冗談ではないが、震災で周囲が瓦礫になったとしても、奥様の職場と保育園が徒歩圏内の位置に自宅を建てたかった。候補地は古くからの住宅街で、 |
売りに出る物件そのものが少なく、難航。ある土地を見つけたが、東の間口が広く、南が狭く、建築条件も厳しい。諸我アーキテクトに現地を検分してもらい、希望の住まいを設計可能との回答を得、購入。 結果、このような住まいが実現したわけだが、それは諦めを強いる大手ハウスメーカーとは真逆、宅地コンサルティングに始まる緻密な個対応、予算内での「可能性の最大実現」を得る、 |
満足度の高いものだった。施工についても、まだ若いが職人肌で腕の良い棟梁が現場をまとめ、コミュニケーションに不安がなかったし、細部の調整、改良などもうまくいった。 ご予算? 額面を書くわけにはゆかないが、奥様によれば 「月々の支払いを、安全圏に、安全圏に抑えて」、無理のないローンを組むことができた。 |
■設計についての、ご家族の要望は2つだけだった。部屋数(将来、ふたりの子供に与える個室、ご両親が遊びにきたとき眠る部屋)と、家族いっしょに過ごせるリビング。ご主人と奥様は、休日も生活時間も異なる。子供たちも。だからリビングで集える時間を大切にしたい。それ以外は、多忙もあって、ほとんどSUMiZに一任。竣工し、引き渡された「可能性の最大実現」のうち、3点について解説すると。 |
SPEC= ■建蔽率/容積率:--/-- ■敷地面積:──㎡ ■構造:木造在来軸組工法2階建て ■建築面積:──㎡ ■延床面積:──㎡ |